2023年もやっぱり変動金利?私に合った金利タイプを教えて!
みなさんご存じですか?4000万円を35年借りると、金利が1%違えば、返済額が782万円と大きく差がでます。
だからといって目先の金利だけで金利タイプを選んで大丈夫でしょうか?
住宅ローンは、返済額が大きく、返済期間も長引くケースが多いので、将来的に安心して返済できるかどうかを考えながら慎重にタイプを選ぶことが大切です。
金利タイプごとのメリットデメリットからどんな人にどんなタイプが合うかを解説します。
住宅ローンは3つの金利タイプがある
住宅ローンには大きく3種類の金利タイプに分かれます。
マイナス金利導入から、住宅ローン金利はまだ低金利で推移しており、金利タイプの選択は悩まれる方が多いと思います。
では、世間ではどんな金利タイプを選ばれているのでしょう?
どれを選んでいる人が多い?
住宅金融支援機構の調べによると2022年10月の調査結果では以下のようになり、変動金利を選ばれる方が多い現状です。
変動金利は、超低金利時代の中でも最も金利が低く、目先の金利だけを考えると魅力的に思えます。
確かに金利水準も固定金利より低く、今後金利が上昇しなければ固定金利よりも返済総額は少なくなります。
ただし、みんなが選んでいるから、自分にもあっているというわけではありません。
実際のどの金利タイプが自分に適しているかは、自分の資産状況や将来のライフプランによって異なります。
そのためそれぞれの金利タイプのメリット・デメリットを理解したうえで慎重に金利プランを選ぶ必要があります。
メリットデメリットを詳しくみていきましょう!
メリット・デメリット比較
一番のメリットは、返済中に金利や返済額が変わらないので、将来が安心だという事です。
返済額が決まっているので、将来のライフプランが立てやすくなります。
一方で、変動金利に比べて金利が高めに設定されており、今後、低金利で推移すれば変動金利より返済額は多くなります。
一般的に適用金利が固定金利より低い傾向にあるのが大きなメリットです。
金利が下がれば、返済額も減少します。
逆に、金利が上昇すれば返済額も上昇していくため、返済が苦しくなる不安もあります。
固定期間中は金利も返済額も変わらず、期間終了後はその時点の金利を見て改めて固定期間を選べるのがメリットといえます。
一方で、金利は固定期間ごとに決められ期間が長いものほど高くなりますし、固定期間終了後に金利が大きく上がるケースも多く注意が必要です。
自分にはどんな金利タイプがあっているの?
結局自分にはどんな金利タイプが合っているのでしょう?
固定金利型に向いている人は?
- ◎将来的に教育費の支払いやマイカーの購入の予定がある場合など、支出額の変化があると困る人
- ◎今後金利が上昇すると思う人
- ◎金利をこまめに確認するのが苦手な人
変動金利に向いている人は?
- ◎返済期間が短い人、借入金額が少ない人(金利が上昇しても影響がすくない)
- ◎金利の動向をこまめに確認できる人。
- ◎金利が上昇して返済額が増えても経済的に余裕がある人。
固定金利期間選択型が向いている人は?
- ◎支出が落ち着くまで返済額を安定させたいという人。
- (10年間は教育費などがかさむ期間だから出費が増えると困る…)
- ◎固定金利より金利を低くしたいという人。
- ◎固定金利期間が終わるころに一括返済できる可能性がある人。
以上は一般的なお話になります。
実際の年収であったり、資産額や子どもの有無によっても変わってきますので、住宅ローンに詳しいFPにご相談することをお勧めします。
まとめ
◎金利が安いからといって変動金利タイプを選んで大丈夫?
それぞれのメリットデメリットをわかったうえで金利タイプを選びましょう。
いつまでも低金利が続くとは限りません。
◎自分にはどんなタイプがあっているの?
- ・将来的に支出に変化があると困る人には全期間固定金利型がお勧めです。
- ・返済期間が短い人や借入金額が少ない人は金利があがっても影響が少ないので変動金利を選ぶといいです。
- ・10年間は教育費がかかるから、返済額を安定させたいという人は固定金利期間選択型を選びましょう!
それぞれの仕組みを知り、ご自身のライフプランに適した方法で使い分けるようにしましょう!
不安な方はタイプ別にライフプランニングすることもできます。
ぜひラフテルにご相談ください!